声楽家
栢森千紘
Kayamori Chihiro
三重県名張市出身。京都市在住。大阪教育大学大学院教育学研究科音楽教育専攻声楽コース修了。修了後渡仏し、Verginie Pochon氏のレッスンを受講。
関西歌劇団スプリングオペラ「修道女アンジェリカ」にてデビュー。全日本合唱連盟主催「JCAユースクワイア」に
第3~5回まで参加。2015年には、「アジア太平洋青少年合唱団(APYC)」の日本代表としてイタリア・マカオで合唱音楽の研鑽を積み、ミラノ万国博覧会や世界合唱博覧会にて演奏する。これまでに、G.ペルゴレージ<スターバト・マーテル>、J.ラター<レクイエム>等の宗教曲ソリストを務める。2024年には、青山音楽財団より助成を受け、青山音楽記念館バロックザールにてリサイタルを開催し好評を博す。
第27回みえ音楽コンクール第3位。第18回大阪国際音楽コンクール歌曲コース入選。声楽を長谷川豊子、寺尾正、
日下部祐子の各氏に師事。
山田音楽院講師、Ensemble Musicus、合唱団Rinteヴォイストレーナー、Japan Chamber Choir団員。神戸フォーレ協会会員。関西歌劇団正団員。
As an opera
actress
関西歌劇団のオペラ研修所を修了し、現在同団の正団員として在籍。修了までに数々のオペラハイライトに出演し、その後も様々なオペラに出演している。
レパートリー
・歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」フィオルディリージ(2016)
・歌劇「蝶々夫人」合唱(2017)
・歌劇「ヘンゼルとグレーテル」グレーテル(2019)
・歌劇「こうもり」ロザリンデ(2019)
・歌劇「アマールと夜の訪問者」合唱(2019)
・歌劇「皇帝ティートの慈悲」セルヴィリア(2021)
・歌劇「ポッペアの戴冠」ポッペア(2021)
・歌劇「修道女アンジェリカ」托鉢修女(2021)
・歌劇「ヘンゼルとグレーテル」露の精(2022)
As a singer
世界各国の芸術歌曲の演奏にも力を注いでいる。大学院時代はドイツ歌曲やロシア歌曲を主なレパートリーとしていた。現在は、神戸フォーレ協会に所属し、フランス歌曲への造詣を深めている。
また、重唱にも積極的に取り組んでおり、デュオグループでの定期的なコンサートや、日本各地の歌手とジョイントリサイタルを行なっている。
・イタリア歌曲
・ドイツ歌曲
・フランス歌曲
・ロシア歌曲
・日本歌曲
・韓国歌曲
レパートリー
As an
ensemblist
中学生の頃から合唱に親しみ、高校では合唱部に所属。大学生の頃参加したJCAユースクワイアがきっかけとなり合唱に関する仕事に就きたいと思い始めた。大学院生の頃にはAPYC(アジア太平洋青少年合唱団)に参加し、世界の第一線で活動するアンサンブルグループや、世界各国の合唱団と共演し研鑽を積んだ。ユース世代から巣立った後は、「撒かれた種を芽吹かせ、周りに還元する」ことを念頭に活動している。
宗教曲のソリストとして合唱団と関わったり、合唱団のボイストレーナーをしたり、自身もアンサンブルグループの一員として歌い続けている。
⚫︎実績
近畿大学文化会グリークラブ「アプリコール」(女声)ヴォイストレーナー(2015年度)
Ensemble Musicus ヴォイストレーナー(2023年度~)
合唱団Rinte ヴォイストレーナー(2024年~)